九州電力やらせメール
Fukushima 1 Nuclear Power Plant_13 / hige-darumaひげだるまattractive woman Version
九州電力が子会社に対して九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)
2、3号機の再稼働に賛成の「やらせメール」の以来をしていたことが
新聞やニュースを賑わせています。
まったく・・・
前日の元震災復興担当相・松本龍氏に続いてなんたる不祥事。
九州の政治家も企業も腐りきってますね。
まぁ、どこでもそうだと思うけど(苦笑)
九電「やらせメール」の大筋をまとめると。
経済産業省主催で6月に佐賀県民向け説明会を開いた際に
九電が子会社や一部社員に対し、一般市民を装って
原発の再稼働に賛成する意見を電子メールで説明会に送るよう指示。
マスコミの取材は禁止しており非公開だったという。
●出席者の県民は広告代理店に一任されていた
●グループ会社の社員は自宅から説明会のライブ配信に
アクセスするように依頼されていた
●佐賀県民の共感を得ることができるような内容のメールを
送信するように依頼されていた
●メールの例文もあった
●佐賀県民を対象としたものにも関わらず、子会社は福岡県の会社が入っていた
この「やらせメール」事件のせいで電力関連銘柄は朝から暴落。
どちらにしても電力会社はすべて閉鎖的で腐りきった体質だということが
はっきり解りました。
しかし、玄海原子力発電所でもし事故が起きた場合には
佐賀県だけでなく九州全体と四国や近隣の県にまで被害は広がるはず。
再稼働に関しての賛否を問うならば佐賀県民だけでなく
近隣の県民にまで意見を聞くべきでしょう。
暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと
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