被災地の失業保険の給付切れ

昨日の日経新聞によると、東日本の被災地では
そろそろ失業者達の失業給付金が切れ始めるらしいです。

しかし、復興のための建設関係の求人は多くても
事務系などの求職はまだまだあるはずもなく
最も厳しいのは女性の失業者。

失業手当の一般的な給付期間は最短で90日。
被害が大きかった被災三県では震災特例が適応されるので
これまでに二度ほど延長されている。

その延長期間も1月末〜2月始めに期限を迎えるため
再就職できなくて失業保険も貰えない人達が溢れるはず。

女性って家族があると、家事の関係で勤務時間や
通勤時間などの制限もあるから男性に比べると
就職では、余計に不利な立場です。

でも、大学生や高校生の子供を持つ母親って
専業主婦でいられる人ってごくわずかで
働かなくてはいけない人が多いんです。

災害に関わらず何か起きると一番の被害者って
いつも女性っていうのは昔から変わらないようです。

こんな事実を知ると、本業以外の収入を確保していなくては
いけないのは男性よりもむしろ女性かも。