NY株の高値

先週末、NY株はリーマンショック後の高値をつけてます。
雇用などのアメリカ景気の回復期待を受けてのようです。
ただし、ギリシャのデフォルト懸念や中国などの新興国
景気減速の懸念などはまだまだ残っているため
このNY株の高値が続くかどうかは怪しいものです・・・

NY金にもマネーが再び流入しています。
ニューヨークの金先物にはヘッジファンドなどの
買い越し残高は5週間連続となっています。

これってどう考えるべきでしょう?
普通、金価格は株式指数とは逆行するのでは?

経済新聞によると、作秋の大幅下落以降は
株式指数と同じように下がっていましたが
アメリカの超低金利政策の継続であふれた
マネーが株式市場だけでなく金にも戻ってきたのだとか。

そういえば、昨年の秋には金だろうと原油だろうと
その多くのコモディティが売られました。
現物資産がここまで売られるのってちょっと怖いくらいでした。
そういえば、昨年5月にはジョージ・ソロス氏が
殆どの金資産を売却したとのニュースが伝わり
いよいよ金も暴落かと思っていた頃でした。

ジョージ・ソロス氏だけでなく、メキシコ人大富豪である
カルロス・スリム氏も銀を売却していたようです。
これを見ると金・銀のバブルもそろそろハイリスクかとも
騒がれました。

しかし、しかし、金の最大の保有者であるポールソンファンドの
ジョン・ポールソン氏は「金は4000ドルまで上がる」と発言しています。

金や銀の価格は株式指数とも関連しているので
株式投資をしている人は目が離せないところです。